モツ鍋
こんにちは。1
どうやら大ネタは漫画用にストックしてしまうし、小ネタは忙であまりやらないということが続いた結果、更新がめっちゃ減るといった関係があります。皆さんは、関係ですか?
普通のもつ鍋の話をします。普通の材料
ニラとキャベシを全部入れ、水と醤油を適当に張って加熱します。
にんにくを全部入れます。
はい
野菜が弱りました。皆さんのようです。モツを入れることができます。
モツを入れました。
煮詰めていきます。好みの問題ですが僕はぐちゃぐちゃになったのが好きです。
生姜を消費しろと言われたので使いました。生姜は100℃を超えた調理を施すと苦味が出るのでこの場合一緒に煮込むのは好ましくありません。盛った際に適宜添えるのがよいでしょう。
まあそんなことはググるまで知らなかったので生姜入れてめっちゃ煮込み、完成です。
ゆず七味をかけていただきます。
うめえ
めし、特に炊き込みご飯と混ぜ合わせると非常にうまいです。メルシーよかったですね
牛タン
こんにちは。こんにちはの後の文言を考えるのがブログ書くときに一番アタマ使うので、だるいからそういうのやめて今後ここには数字を置くことにします。1
これはあなたが見ているものです。見るとはなんでしょうか?心とは?
これはAmazon商品紹介です。僕はめし漫画の新連載で2話同時掲載をしています。
牛タンを解凍します。
牛タンは普通の牛赤身肉と同様な低温調理をすると破滅することが経験上わかっており、普段より温度を高めに設定することにします。肉が固くなると真空パックを突き破ることが予想されるのでジップロック的なものに入れ替えます。
タンの根元は脂っこいので浮きます。
グッと63℃にしようとも思いましたが若干日和りました。
牛タンとみる貝は僕にとって別格の食材で、理由は小学生の頃デパートで見て衝撃を受けたからです。あとすごいうまい
その間に原稿をやっていると夜になります。ここに下描きアップしようとしたけどアップしていいのかわかんないのでやめた
イケアのジップロック的なものは薄くて破れそうであんまり好きくない
62.5℃・4時間というところです
汁をとっといてスープの原料にします。水を足して加熱します
アホほどアクが出ます。
濾してニンニンク、ショウガ、塩、コショウで整えたものです。
なんかぼんやりしてるので味の素いれたら超うまくなって味の素すごい
タンを分解します。タンの下側のびろびろした部分を外します。
タンの下側のサイドを取ります。
ロースターで表面をこうばしくしつつ、全体的に焼き締めていきます。
やけました。細い側がうまいゾーンで、太い側が超うまゾーンです。
仕上がりは問題なさそうです。うまいゾーンと超うまゾーンを切り分けます。
うまいゾーンの様子です。
とにかくうまいと思われます。
これは超うまゾーンです。完全な状態
断面が見飽きないので同じものを撮っています。
超スーパーうまゾーン(タンの一番根元)です。やけくそな厚切りにします。
びろびろしたやつは少し長めに焼いておきます。
いきなりですが完成です。皆さんは、完成していますか?
下側のサイドです
びろびろ部分です
うまいゾーンです
超うまゾーンです
いい景色です
観察をしましょう
人生とは一本の長いタンのようなものです。
くいましょう
フムー
フムッフムッ
62.5℃で正解だと思います。たぶん63℃でも平気。この状態だとグニャグニャでもゴリゴリでもなく、ちょうどいいテクスチャでサクサクと噛み切れます。究極なので、昔の人は世界を大きなタンのような形だと考えていました。
一番うまいところです。情け容赦なくうまい。
下側サイドです。失敗すると食えなくなる場所ですがこの感じはオッケーです。
仮面ライダークウガです。味があってうまい
うまく仕上がったタンは見ているだけで幸せになります。ふざけた色だなーと思いながらまじまじと眺める訳です。
ほんとは薄く切ったほうが沢山たのしめるし味の乗りも良いです。この切り方については個人的な意地みたいなもんなので真似しなくてもよいと思います。
そしてまた明日がやってきます。よかったですね。
めんつゆ うに丼 絹かけ丼
こんにちは。まずはめんつゆの説明からします。
厚削り節をいちど沸かしてアクをざっくり取ります。
ビンに詰めます。
限界まで熱くするためAnovaくんが本気を出します。数時間やります。
煮詰めないので香ばしく澄んだダシが取れます。これが正しいのかは知りません。
ダシにかえしを1/3量加え、加熱したり冷ましたり加熱したり冷ましたりしてめんつゆが完成します。
羅臼の塩水うにが届きました。エゾバフンウニです。人に渡す分も含めて600gあります。
飯を炊きます。やや固めに、料理酒をごく少量加え、昆布を1片
めんつゆを薄めたものを餡にします。
湯葉も自作したかったんですが適切な豆乳が近場になかったので購入
というわけで本番です。
このようになっています。皆さんは、このようになっていますか?
猫が鳴いています。鳴きすぎ
うに丼が完成しました。
空気に触れると即劣化が始まり、ちんたら食ってると味が変わるのでとっとと食います。
あーうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい
で、続きがあります。酢飯ではない飯をこちらに用意します。
先ほど作った餡をぶっかけます。
生湯葉がもっときっちり膜になってるかと思ったら曖昧で、とにかく広げます。
うにをぶちこみ生湯葉でとじるのですが、量が量なので不可能です。
これをさらに餡でかぶせ、わさびを添えて完成。これはオリジナルがあって、絹かけ丼というのですが、やってた店が消滅してしまいもう食えません。なければ作る気持ちが大事です。早速いただきましょう。
食べた途端予想以上にうますぎて頭がおかしくなり「なんだこれは」「どういうことだ」「おれはもうだめだ」など口走ります。
そして、黙ってしまいます。人体には謎の感謝が発生し鳥肌が止まらなくなります。
やがて時間がとまり、自分をやや後方から俯瞰するもうひとりの自分がいることがわかり、全クリしてしまいました。
本当に旨いものを食うと笑う事例がありましたが、泣きに傾くものもあるということが判明しました。
また来年これを食うために生きてゆかないといけないな、と思いました。
- おわり -
肉
こんにちは。これはブログです。皆さんは、ブログですか?
人間関係のうち、肉を食わせていない人間に肉を食わせていくのですが、ていうか元々羅臼の塩水うに(今年はもう終わりみたいです)を大量に食おうという呼び掛けで、とにかく漁が行われるのが稀で到着予定日など存在しないような物件のため、今回も順当にタイミングが合いませんでした。そのうち大量に届くので自宅で鬼消費する予定です。そんでとにかく肉になりました。
ニューカマーです。黒毛和牛インサイドスカート(ハラミ寄りのカルビみたいなやつ)と何らかのクジラです。
豚トロと鶏むね
穴子(でかい)
牛ハツ
この他にトンカツ用の豚肩ロースが24時間前から60℃で1.5kg入っています。他のは59.5℃でおよそ3時間
あなご
いも
明らかにバターを入れすぎましたが歴代で一番うまくなったので、そういうことです
カツ煮の段取りをしている間に人が到着しました。
これは崩壊した煮穴子ですが、松浦だるま先生が鍋をひっくり返しONE先生が汁を拭くという文脈によるものなので時価総額は不明です。味はうまいです。
60℃で24時間処理した豚肩ロースです。塊が2つあるので半分はそのままカットしてイモにつけて食うことにします。
はい
10秒でカツが揚がりました。あまり考えたくない油温まで上げたのですごい色です。
すごい衣のつけかたをしたので卵焼きみたいになっています。
味ですが、肉が固めのプリンぐらいになっていてうまいです。柔らかすぎて何を食っているのか一瞬わかりません。
僕のブログ読んでAnovaを購入したらしいのできくお氏も拉致したところ、ラテアート作れる機をいきなり持ってきたので、描くことになりました。
性格が出ますね。左下は窓ハルカ先生のゆるキャラです。推していくそうです。
僕もこんな感じで普段は料理ブロガーとしてやっていますが、漫画もたまにしてて社交があるということがご理解いただけると思います。
ところでクジラです。ドリップがすごい。こいつだけは未知で心配なのでショウガと一緒に沈めています。
このような
はい
ちょっとユッケっぽくしました。ショウガが仕事して獣臭が抑えられており、食えます。というかクジラ肉自体の旨味がかなり強く、味の素っぽさがあり学びでした。これに合わせるのは芋焼酎あたりではないでしょうか。
インサイドスカートです
表面を焼きました
脂が強いのでわさび醤油です。わさらー氏わさび売ってください。面識ないけど。ハラミ寄りなので肉の繊維にいい感じの弾力がありうまいです。
会はこの後ダベって終わり、残ったので家で消費します。これは牛ハツです。魚焼き器で炙っていきます。
このような
連載祝いでONE先生から皿をもらって、これに肉を盛りましょうとか言ってたら完全に忘れてたので今このようにしました。白いのは鶏ムネです。
いい感じのテーブルクロスがないので椅子の黒で締めています。
これはハーブはチャービルで、自分では初めて使いますがいいですね。肉の臭みをだいぶ逃がしてくれます。
というようなものを何セットかやっていきます。イモも残っています。
明日も同じくらいの量を食えます。よかったですね。
キジ天ざる
こんにちは(こんにちは)
皆さんは、こんにちはですか?
色々あり、新品のヌードルメーカーをもらいました。くれたのはkuzuhaなので焼きそばに思いを馳せたりもしますが、そういうノリではないので十割そばを打つことにします。
レシピはこれです。用意したそば粉が500gなので元レシピの倍量で計算します。
粉を投入します
回しながら水をちくちく差していきます
オッ
ところで塩を入れ忘れました(十割そばはグルテンフリーなのでそもそも塩不要説あり)
普通に麺できた。すごい
ゆでた
あとふぃっしゅっしゅ氏にキジをもらいました。これはキジ天にしましょう。
いろいろ入ってるっぽい
ささみ
はい
醤油、料理酒、ニンニク、ショウガに漬けておきます。皮はこんどなんかやって食います。
全卵、水、小麦粉、片栗粉からできている衣です
はい
できた
麺もつゆも完全自作のそばです。そば屋の出前の味がしてうまいです。そば粉はものによって異様に高かったりするのでCPが良いかというと微妙(今回の粉は500g1000円)。安い粉も使ってみて違いがわかんなかったら安いのにしましょう。打った生そばはキッチンペーパーとラップで冷凍すれば保存もきくようです。
キジは肉に弾力があり味に甘みがあって皮がジャキジャキしているので「これは鶏肉ではないな」というのがわかります。おいしい。大根おろしとめんつゆで食べています。
そば湯をあれしました。あれの味がします。よかったですね。
こないだ煮た穴子です。うまい。おわり
コシャリ
こんにちは。インターネットがコシャリをわからせに来たので、わかりを取得しました。エジプトのファストフード的なものだそうです。なぜか異様に食いたくなったので自作することにしましたが、ファストフードの特徴として自前で作ると結構だるいというのがあるので、なるべくラクをしていきましょう。材料はおおむねKALDIとかのおしゃれ食材屋で揃います。おおむね。
トマトソースを作ります。トマト缶、ニンニク、オリーブオイル、クミン、塩。みじん切りの玉葱も入るようですが、だるいし入れないレシピもあったので入れません。
はい
貰ったけど運用が謎すぎて宙吊りだったキヌア、本場のコシャリには入らないものシリーズです。レンズ豆が入手できなかったので、キヌアは食感が全く違いますがとにかく代用します。
米、スパゲティ折ったやつ、マカロニは別々に茹でるとだるいので時間差をつけつつ同じ鍋で茹でます。キヌアはザルの目を通りそうなので別鍋にしましたが平気でした。レンズ豆も一緒に茹でて平気だといいですね。アルデンテで湯を捨てて蒸らします。ヒヨコ豆は下処理がくそだるいので(8時間水に浸ける+1時間煮る)、こだわらないのであれば水煮のやつを買ったほうがよいです。
キヌアの様子です
炊けたので盛っていきます。まず米
キヌア
スパゲッティ・マカロニ
ヒヨコ豆
フライドオニオン
できた
酢やレモン汁やチリパウダーなど各自やってよく混ぜて食います。
総合的な食感があり、特にフライドオニオンがいい仕事しててうまいです。ナスやらチーズやら肉やら乗せると更にうまそうですが、ベーシックな状態でも全然いけます。そして腹にやたらたまる。キヌアは一粒一粒はプチプチしてるけどまとめて食うとよくわからん。トータルではまた食いたくなるしよいと思います。
あと6月14日発売号のイブニング(No.13)で漫画の連載を始めます。内容の半分はこのブログみたいなやつです。細かい話は今日発売の号の巻末にあります。よろしくお願いします。
鴨南蛮そば・めんつゆ
こんにちは。自宅でそばを食う場合、おもに市販のめんつゆを使うことになりますが、これは蕎麦屋のめんつゆとニュアンスがあまりにも違うので不満があり、めんつゆを自作することにしました。今回のレシピは割と簡単なこちらです。使いきったらより精密なこちらも試してみようと思います。
かえしを作ります。これは醤油700ml、みりん190ml、砂糖155gです。沸騰しないよう温度を測りながら加熱します。
90℃を越えるとみりんのアルコールがモリモリして泡を噴きます。「沸騰しない程度」といっても85℃と95℃では現象がだいぶ異なるので、その辺は追ってまた考えることにします。
だしを引きます。これは鰹厚削り節と混合節を同量ずつ計50gです。
水1リットルに投入し、加熱します。
最初に浮いてくるアクを拾い、15分ほど強火で沸かし続けます。
濾します
はい
はい
かえしとだしを1:3で混ぜ、めんつゆにします。今回は急ぎなので全体的に寝かせていませんが、例の風味とコクが出ているので問題ないと思います。ここから上を目指すと沼になるのではないでしょうか。
鴨です
皮目を焼き、脂が出て来たら随時取り除きます。
はい
とれた脂です
肉の芯がおそらくまだ生なので、低温調理にかけてみます。
その間に鴨脂でネギを焼きます。
はい
皮がフニャるかと思ったらそうでもなくて、皮を焼いた後の低温調理はアリです。
フム
フムフムー
観察をしましょう
全体像です。蕎麦はスーパーの生麺を茹でたものです。蕎麦の自作も沼なので今後の課題とします。
ビジュアルはいいですね。低温調理の温度を58.0℃付近に下げ、もっと薄切りにした方が食味もよくなるだろうという見解です。
めんつゆがうまいので戦える感じには充分仕上がっていますし、まだ改善の余地があるあたり楽しめます。よかったですね。