はい
伊那に行ってきました。今年で8年目だそうです。そんなに行ったかしら。おもむろに人の家に行って飲み食いして寝て起きて帰るという謎の会です。店でローメンやソースカツ丼なども食う訳ですが、このブログで外食情報はまあいいやという感じなので、DIY方面でいきます。
これは猪の肉です。薪くべて燃やすストーブの上に溶岩板が載っています。
生の段階ですでに脂がじゅるじゅるに柔らかい。溶岩板は熱の当たりが穏やかなので、強い焦げ目はつかないものの肉の芯までムラなくふっくら仕上がる感じがあります。
これは多分モモです。味塩コショーやおろし醤油などで食いました。豚よりクセがないけど牛っぽいニュアンスもあるというか、まとめていうと旨いです。
脂の塊です。口の中で崩れてナッツ系の甘い香りが漂うし、非常にさらっとしていてすげえなーって感じです。
これはシギです。調味液でヅケにしたものとそうでないものの2種類を焼きました。
調味なしのやつは牛ハツとアジの干物を足したような風味で、味がとても濃いです。赤ワインがいい感じに戦ってくれるんだと思います。調味ありのやつはサバのみりん干しの脂だけ鳥類みたいな味でした。なにせ骨が多くて鋭いので、ロゼを狙うよりはバキバキに焼いたほうが捗るんだと思います。あっイヌジニンだ。
鹿ユッケです。いいちこのウーロン茶割りが非常に合います。とてもおいしい。
鹿の燻製です。桜で燻したんだそうです。ビーフジャーキーと同じ味がしてこれもいいちこに合います。
スズメバチをホワイトリカーに突っ込んだものだと思われます。シンナーっぽいフレーバーがあって強烈です。人によってはアレルギーが出ます。
今回は室井おにいさんも連れて行ったので、描くなどしました。
翌日の午後に帰路ということになり、各位自動車や鉄道で帰ったわけですが、僕は色々あってバスを乗り過ごしたのでもう一泊厄介になりました。猪と鹿の骨で取った濃厚な汁があるということなので、圧力鍋で猪鍋という流れです。あまりにも濃いので酒と水で薄めてから肉だけ入れてシリンダーが回ってから30分加圧。
開けて野菜類を入れ、10分加圧。ちょうどいい感じになりました。ジャガイモがかなり良かったです。味付けは味噌です。これに後入れでキムチやバターをきめてもうまいでしょうね。
猪のすね肉が柔らかくなったものです。食感も旨味も濃厚だけどキレがあるというか、とてもうまいです。牡蠣が正解で、汁と一緒に頬張ると口の中でダブルスープになるというか、立体的な味になります。また猪に欠かせないゴボウがベースを支えています。翌朝になってよくしみたやつを温め直して食って帰りました。雪で各種トラブルなどもあり、今回も最初から最後までお世話になりっぱなしでした、、