やけくそアヒージョ
こんにちは。19日はインターネットやってました。そう、ずっと、、
でかいマッシュルームというジャンルがあって、たとえば今回使ったギガマッシュはとてもでかいです。現物を見てもらうのが早いのですが本当に引くほどでかい。完全受注生産で2週間とかかかるので夏のうちに注文しておきました。
こういう物体です。横からの写真がなかった
ところでマルヨシで買った活タコです。足が1本ない
フンフーン
卵巣やんけ
刻んだ肝と醤油漬けにしました。普通のタコ塩辛になった
今回ちょっとタコをボコボコに殴打してみたんですけど、最初一瞬ギュッと縮まってからやがてダラリと生気がなくなるので、暴動とかこんな感じなのかなという気持ちになりました。
軽く湯通しを
はい
同じくマルヨシのイセエビです。試作の〆切がまじでギリギリで逗子から佐島にバスで行って買って今来たバスで帰るなどして大変だった。
イセエビ解体については前にやったような、、でもあれは生じゃなかったですね。今回は生でバラしましょう。ここんとこ薄皮を切ります
全周くるりと切ってモリッからヌポッります
様子
こっから先ですがまず悪い例をやります。腹脚をつけたままバラそうと思わないこと。この人は愚かなのでそのようにしました
つよいハサミで背側を切れるからって切らないこと。身ごとバックリいきます
イセエビの身は加熱するとわりともろいので、このように余計な切り込みが入ってると食感が悪くなります
ではどうするのがいいのか。まず腹脚を根元から刈りましょう
とった
シャコをバラすメソッドにならい、このように端っこを切ります
反対側にも切り込みを入れることで端っこをパージできます
腹側の身はなんかスプーンとかで気合ではがします。もっと良いハックがあるかは不明
むいていくとワタがついてきますが途中で切れたりもするし、人生ままなりません
両端をカットしておいたのがここで効いてきて、横から手でめくることができます。
はい
いい感じ
頭はなんか割ってミソ取って冷凍しときます
あと洪福寺で牡蠣が安かったので買いました
でかい
はい
そんで何だったのかというとアヒージョなんですけど、まずピュアオリーブオイル(1リットルぐらい)にニンニクをぶちこんで弱火でしばらくいじめます
ここに、ギガマッシュを、、
ニンニクが入ってるとギガマッシュが沈まない
取り出しまひょう
フム~
フムッフムッ
この時点でガッツリ火を通しておきます。仕上げ用の鍋に移動させます
油とほかの具材をぶちこんで煮て完成
ウオー
ウォッウォッ
食べる際に塩やレモン汁やら都度かけまふ
バゲットをあれしてですね、うまい。あとタコを撮り忘れました。もっと殴らないと柔らかくならないのかなと思った
これは切り込みが入った方のエビですね
この一切れで█000円くらいだよなと思うとなかなか困った料理というか、そりゃどうやってもうまい訳ですが、絶対この料理でいくかというと謎です。アヒージョの風味付け的にはそこら辺のエビでよいでしょう
ギガマッシュがむちゃくちゃうまく、食味の表現が難しいですが控えめに言ってぶっ壊れています。ジューシーかつ濃厚でスッとほどけて呑み込まれていきます。これはギガマッシュをわざわざ買って作る価値のある料理ですね。すげー高いけど
生ハムは固くなるだけで意味ないなと思ったので生がよいでしょう。ていうかよく「油に旨味を移して、、」とかいうけど油にそんなことできないし移るのは香りであって旨味が移ったと錯覚するのは汁と油を同時に摂取とかそんなとこでしょう。小さい容器なら汁と油を同時にバゲットに吸わせたりできるけど、これはデカいので、、
そんでベスト構成ならどれ、ということになるとこの3種(ギガマッシュ、ニンニク、牡蠣)を一口でいくのが最強です。これはニンニクももう極限まで柔らかいので口の中でよくわからない発狂したペーストみたいなのができてしにます
さて、試作というものは往々にして失敗するので保険でもう一個買っておいたものです
普通にバター醤油焼きにしてみましょう
フム~
アウッ
これもかなり良いですが、アヒージョに比べると水っぽさを感じます。アヒージョは油でジャブジャブだし出てきた汁は鍋に落ちて凝縮されるのであっちのが味が濃くてすごいと思った。
そんでもってこのアヒージョのいいところは強烈なフレーバーオイルが大量に生成されることで、様々な料理にアホほど使って楽しむことができます。よかったですね