さしつけ鍋
こんにちは。ピヨピヨ
片瀬漁港直売所です。いいところですね。これを読んでください
珍魚それほど執着がないので普通に買います それでも急がないと魚は瞬殺されてしまう
スズキでけえな 曲がってるのは曲げたからです
このあとワッキーがおろしたスズキも出てくるけど比較したらだめだぞ
肝うまい
ここまでに残機ゼロになります
ヤガラ
うまい
シマウシノシタ Zebrias zebra です 魚の学名の中で一番好きで、昔やってたホームページのタイトルでした 酒が飲めないのに蒸留酒のレビューをしてハンドルネームがヲッカでした 馬場くんの名前はそこから来ています ホームページはもうインターネットアーカイブにもありません 巨大数スレで名乗った際に別民族の掲示板であいつ2ch掛け持ち野郎じゃねえかと身辺を掘られたからです インターネットの掟はきびしい 掲示板名をいまでも一応伏せるのが礼儀であるぐらいそういうのはきびしい 皆さんはインターネットのきびしさを最近感じましたか?
金たわし使っても取りにくいくらいウロコがしっかりついていて、かつ皮が頑丈なので皮を剥いだほうが処理がラクです
水産卒なのになにイワシなのかわかりません これはトビイロケアリです
メスでやってみたけど崩れるので手でいいです
小さいアジです ワッキー曰くアジじゃないらしい なんなら昨日のエントリの紅玉も紅玉じゃないっぽい もう閉鎖します
僕が魚を捌けるようになったのはこの1~2年で、めしでようやくその時系列に達したというか、達しておかないと解禁されないレシピが溜まりすぎてしまいます 最初はひたすらアジをぐちゃぐちゃにしました だんだん魚を大きくして、タイやスズキのような典型的な硬骨魚の骨格をしたものに到達していきます 魚をどうしたいのかということがわかってくればどうにかなるような気がします 僕はなってませんが 青梅川が魚を捌けるようになるくだりを描きたいと思っていましたがなかなかいいタイミングがなかったんですよね 漫画も魚もむずかしい アジは酢で締めすぎました
アラ各種です この画像でオフィスDの台所だとわかった人キモいです
たしかマトウダイとスズキのサクとシマウシノシタを持ち込んだんだと思います 仕事しに来たわけではないです
ス
サバもいた
刺身タワーバトルです 言えばいいというものではない
アラで異様に濃い汁を取ります
これはムニエルをしているところです
アラ汁に醤油と砂糖を入れて濃いなにかを作り、それを加熱して刺身をしゃぶしゃぶして食います
はい
はい
ゆずこしょうが強烈に合うと思われます
ムニエル
やっています
うまい
雑になりムニエル用の魚をそのまま投入
はい
こうやってみると煮付けだ
うまい
残り汁が反則級にうまくなります とにかくうまかったのでまたやろうと思った
さしつけ鍋はクッキングパパ20巻に収録されています 本来めしでやろうとしていたレシピが3日研究して爆死という大事故を起こしたため全てなかったことにして、ストックしていたさしつけ鍋を描くことにしました そして年末交流会で事後報告をするという野蛮な立ち回りに繋がり寛大な措置を得ることに成功 してるのかな 料理漫画で料理漫画の料理やるの珍しいという話がありましたがそりゃそうだよなというか 、、
その後、釣りに行きました ウツボは今回特に使いません
そんでマルヨシ商店でスズキをキープしておいてもらったので寄るなど
その場で放血神経締めされバルッからの肉体が死んだことをわかっていない状態
やるぞ~
ウツボを3こ解体しましたが今回は関係ありません
ここからワッキーの解体講座です 僕ぐらいの解体技術を持ったビギナーに向けています まずはケガしそうな箇所を切除しましょう ヒレの棘とか
えらぶたの棘も
ヒレ切っとる
ウロコ取っとる
ヒレ切っとる
ヒレ切っとる
ウロコ取っとる
危険とウロコがなくなったら肛門から腹を裂きまひょう
どこまで切んの
結構いく
とある箇所を切断しまふ
とある箇所です
エラのこっち側を切断
カマ下切っとる
しかるべき切断をするとエラつかんで臓物ごとパージできまふ
グッと
Yes
心臓
カマごと頭を落とす
はい
浮き袋とってなかった 中骨に沿ってここで腎臓が露出 自分ならここで歯ブラシで取っちゃうけどどうせおろしてから腹骨すく際に腎臓ごとパージされるので残してもいいみたい 自分だといじりすぎて腎臓から匂いが出そうだからやっぱ先に取ろうかな
はい
三枚おろしをします ワッキー最初にこっちの背側から切る流派らしい 自分これと逆なので今のうちに矯正しようかな
身が活きててムニムニだから切りづらいらしい
やっとる
中骨にあたるまでめくる
腹側
自分とか初心者はどこ切ってんだかすぐわかんなくなるんだよね 包丁が骨とかヒレより下側にいっちゃわないように スズキだと骨が固いからないけどアジとかだとすーぐ下いっちゃうよね いきます そんで腹腔になるとこまで切る まあどうせミスるんだけど
はい
骨が硬いので腹骨は背骨の付け根からハサミで切っちゃおう なぜ腹骨を切ってるのか? だいたい三枚おろしはそういうもんみたいです 身がほしいので 基本身を効率よくたくさんほしいからこういうことをしていると思ってください 三枚になるのは結果論で別に三枚にしたいからしているわけではない
背から切ったのと腹から切ったのを中骨んとこで合流させるために切っていきまふ
ほらとれた すごい
おれのと比べてはいけない
同様にこっち側の身も中骨部分からパージしたいわけです
はい
こっから
はい
ここで付け根切っとる
腹骨切っとる
背側と腹側の切り込みを合流させている
とれた
尾びれは切って廃棄
危険でないひれ部分もこの段階で切除
はい
アラとして煮出すので適当な大きさにカット
いわゆる腹骨をすき取るという工程 一発でやろうと無理せずに腹骨のカーブに合わせてやってみましょう だめならだめでいいです 次がんばりまひょう
はい
とれた
スズキはこのラインで絶対身割れするからここで切り分けるとのこと あと小骨がそのライン上にいるのでそれも取ってしまう
はい
はい
この細いとこに小骨が全開で入っている
皮を引きましょう 皮ひき本当にむずくて泣きそうになる まず端の身に切り込んで皮ぎしまで包丁を滑り込ませる
包丁を固定しつつ左手で持った皮を動かすことで身と皮を分離するイメージ ワッキーはわりと包丁も動かしてた 剥ければなんでもよさそう 刃を下向きに圧かけとかないと包丁が上に逃げて身が爆死するし下に圧かけすぎると皮が切れて爆死するしハメだろこんなの
まあ皮は引けるものだと思ってびびらずやりまひょう
なんか右から引くのもやってた こわいのでやらない
はい
なし割りですね 頭を縦に分割するやつです
これはつよいハサミがあれば楽勝なので無理せず道具に頼りましょう
はい
はい
味見 あるいは味皇
これはヒラソウダ
はい
ゆず塩で グリグリだ 寝かせてからが楽しみですね
ヒラソウダうめえ なにこれ
ヒラソウダと青唐辛子を一緒に叩く限定コンボがあるらしく、これしか考えられなくなった
ウツボの骨が余りまくったのでダシを取りましこ
そのダシでスズキの肝と白子と浮袋を炊いて醤油で味付けてゆず振ったのがこれ
優勝
優勝です
白子本当にすごかった、意味がわからなかった もはやフグの域すら感じた
後日 めし試作用にあらためてさしつけを作りまふ
南斗ハサミ拳
状態よすぎて塩する必要ないんじゃないのと思ったけど一応した
はい
はい
20分くらい炊きまふ
こっちはこっちでやっていきまひょう なんか人に古伊万里の皿をもらったので折角だし活用しまふ ググって値段を調べたりとかはしていません
外側から盛り付けたら中央が刺身タワーバトルになってしまいました
汁です
やるぞ~
はい
ぶりぶりですね
柚子胡椒が家にないという致命的ミスをした結果、柚子胡椒が絶対に必要という知見が得られたので良しとしましょう 逆に考えれば煮付けに柚子胡椒つけたらうまいと思う
さしつけ普通にうますぎて今年だけで3回以上やってるしやった方がいいです スズキがなかったらタイがおいしいです とにかく火が入るとフワッとする系の白身魚がおいしい 他の具についてはどうなのか? またご紹介することもあるでしょう
この白菜がうまいんですよ 濃い汁を吸ってしょっぱくなってですね 食えばわかる
もっと寝かしてもいいくらいですね まあ〆切というやつが、、
アラもうまい
焼いたカマです
コラーゲンでベットベトでくそうまいです 豊かな時間だ
スズキのタイのタイ よかったですね