ムールフリット
こんにちは。ムールフリットというものを知らなかったのだわ
沢山食べることにより生まれるおいしさ、量のおいしさは、日本ではあんまり一般的ではないのかもなと思う。ムールフリットは完全に量がおいしさ。あれはふたつ三つ食べても仕方がない。
— 南インド屋 (@minamiindoya) 2021年4月30日
知った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
では何度か作った結果いまやってる方法を発表
まずイモ 目の前にたくさんないとたくさん食べられない
ハナマサの加熱済冷凍ムール貝 安い もちろん生のいいやつが最高に決まってるけどハナマサはいつムールフリットをやりたくなっても受け入れてくれる 1kg買っておく ちなみに殻があった方が剥き身だけよりも体験としておいしく感じる
イモは洗って(クソだるい、各自いい方法を見つける)最速な感じで切る 揚がれば大体うまい
ヒマだったので面取りした(しなくていいと思う) あと水に晒す そうすると多分イモ同士がくっつかない
イモを水に入れ加熱、沸騰してから10分で取り出す 5分でもいいかもしれんけどやったことないのでわかんね
イモを取り出すのは焼き魚取り出し器が便利 水気がよく切れる
面取りしない場合イモがもっと煮崩れると思う 煮崩れた部分がカリカリになってうまいので煮崩れたらむしろ喜ぶべき だからといってドロドロに溶かさないように
予熱で表面を乾燥させる ここで水冷してしまうと表面が濡れて乾かなくて揚げようとした時に即死する イモは生とか半生とか試したけど自分の場合しっかり茹でたほうが色々捗ると思う(生とか半生だとカリッとさせるのに技術が必要)
ムール編 玉葱、ニンニク、バター、塩
透き通るくらいに炒める
ムール貝を解凍
袋の端を切って汁を投入
白ワインも好みで
それを煮詰めていい感じにした汁 イモを揚げる前にここまで進めておく
油をそれなりに用意
14リットルの寸胴に入れるとこの程度にしかならない
加熱前の油にイモをモリモリ投入
油3kgにイモ2kgが入った様子
これを強火でひたすら頑張る
なんかグチャグチャになりそうで不安になるけどひたすら揚げる 寸胴でこういう揚げ方していいのか知らんので自己責任で
盛り上がって参りました
底が焦げ付かないようたまに混ぜる 寸胴の中はマグマダイバーみたいになってるので素手だと即死、長くて固くて強いものを使用
やがてイモが軽くなってきて表面がカリカリしてくる感じが遠隔でもなんとなくわかってくる
やがて泡が減りイモが浮いてくる 完全に揚げきってしまうとポテチになってホクホク感が失われるのでそうなる前に取り出す
素手では不可能なので耐熱グローブとか柄の長いザルとかとにかく工夫する
やったぜ 塩振っておく 好きな人はトリュフ粉振ってもよい
揚げ上がりに合わせて貝を再度レンチンで温めておく フライパンもこの時再加熱
汁が沸いたところで貝を投入しザッと絡めてこっちも完成
こうすることでイモとムール貝が同時に熱々の状態で食えるというわけ ドリンクも用意しておくこと
うまい DIYのイモは想像をはるかに超えてうまく、危ない
煮崩れたイモの方がカリカリで貴重であることをここで知るだろう
すなわちムール貝の磯臭さとガリバタがシナジーし、それだけだとしんどいのだが香ばしいイモが受け止め、あるいはドリンクが洗い流す 貝を食べる すると無限に突入、こいつは伝説になるぜ
全部食えるのは超人に足を突っ込んでいるので、普通は翌日も食うことになる
冷えたイモに冷えた汁をディップしてもまたうまい
雑にパスタを突っ込むのもいい これは下手に小麦粉でとろみをつけたりイジるといまいちなのでそのままでいい
油が死ぬほど残るのでナスの揚げ浸しを作るのだわ
うまい 油はまだあります よかったですね。