はい
【迫力のある写真が多いです。ご注意ください。】
誕生日があったせいなのか、すっぽんを頂きました。それがすっぽんだと理解するのに5秒ほどかかりました。あいにくオフィスDの仕事が控えていたので、一日冷蔵庫で待機してもらいました。

さて

かわいい

オスです。沼や苔の匂いがします

体温が低いと血の巡りが悪く、血が盛大に出てくれないのでぬるま湯に入れなさいとインターネットに書いてあったのでそうしました。

結構でかい

やっていくことになります。小ボウルには日本酒が入っており、ここに血を入れます。そうしないと血がただちに凝固するからです。それとは別に酒を飲みます。やっぱちょっとこわいからです。

動き

腹を上にしてやると首が伸びるので、伸びた瞬間掴みます。革手袋があればここでの心理的ハードルが随分下がって良いです。

【以下、大グロ画像展】
スッポンの捌き方の流派がいろいろありすぎてよくわかりません。背側の甲羅との接続部を切ってから根元から首を落とす方法でいきましたが、結局よくわかんないので気合で切り落としました。動画みたいに鮮やかに捌くのは不可能です、不可能。

血をあれします

首さん

皮に匂いがあるらしいので剥きます。剥きやすくするため、首と胴体を70~80℃の湯に数十秒とか浸します。

このようにハリハリと剥けます

脚は引っ込んだりしてて熱が入りきってなかったりするので、スポット的に熱湯を浴びせるとよいでしょう。

剥いた

首も剥きました

頭と首は切って分けます。ていうか煮ると全部ぐちょぐちょになるので形はどうでもいいと思います。

血の日本酒割りです。日本酒が安物だったのでまずく、さらにリンゴジュースで割って飲みました。気持ちの問題だと思います。

いろいろ資料を見るわけですが、全くもってわからないので、やっていくことになります。

結果、通常ありえない方向にいってしまい北斗の拳になりました。もっと簡単に甲羅は剥がせるはずですが、パソコン初心者って意味分かんない方法で壊すじゃないですか。あのようなことが起こったんだと思います。

胆嚢です。これは破ったらいけないものです。滋養はあるので飲んでしまいます。

心臓です。動きについてはこちらを御覧下さい。これも飲みました。

白くて細長いのが精巣、褐色のが肝臓です。黄色いのは脂肪。

つまんでるのが膀胱です。これも破ってはいけないのですが彼のはしぼんでいました。解体前に湯の中で放出していたと思われます。

脾臓かなんかです。飲みました。

肝臓です。丸呑みするにはでかすぎるし、美味なのでこれは別コースです。

内蔵をあらかた、肺以外は除いたところです。

よくわかんないです。あと10匹捌けばわかるかもしれません。今回はキッチンバサミが大変仕事をしてくれました。

爪先は切って捨てるらしいのでそうしました。また脚を胴体から外す際に関節をうまく狙えるかがポイントになります。

penisです。よくわかんないので取り外して飲みました。アニマルネクロホモフェラの実績が解除されました。

腸は開いて内側をよく洗い、精巣と一緒に湯通しします。

ごま油と塩をかけて食います。腸はコリコリしてうまく、精巣はよくわかんないけどコクがあります。中はトロリとしている。

レバ刺しです。すっぽんの肝は甘くまろやかでとても美味しい。間違いなく鶏より旨い。ただ一人で丸一個食うもんでもないなとも思います。いわゆる珍味。

さて鍋ですが、土鍋がないのでいわゆる鍋です。すっぽんの臭みを取るにはどうしたらよいかというのについて、水と酒で生姜と一緒に超高温で蓋をせず煮立てるという方法が古来よりある訳ですが、家庭ではコークスの火力は使えないし、実際そんなに違うもんだろうかと思ったので、まず熱湯にぶちこんで沸いたら湯を一旦捨てます。

身に付着しているアクを洗い流します。

改めて、日本酒と水から、生姜を入れて強火で加熱。

沸いたらアクを執拗に取ります。

蓋をしてはいけないというのが謎で、そんな変わるもんだろうかと、変わるかもしれませんが、それより身が浮かび上がってしまうほうが気になるので今回は落し蓋をしました。流派によってはそもそも強火を使わないようです。なんだ、いつもの感じでやれたじゃないか。次回に期待しましょう。

ねぎを焼いて焦げ目をつけておきます。

2時間ほどだらだら煮たものを、塩と醤油で味を決めたらねぎを投入し、強火で沸かします。

完成

すっぽんのダシは甘くて余韻が深く、ようするにうまいのですが言語化しづらいものですね。適切でない喩えをすると、上品な味の素みたいな味です。うまい。匂い的には、煮魚みたいな匂いがします。これは僕は知っており、ヤモリと同じ匂いです。

頭

頭

甲羅

食ってたら面倒になってきたので、一旦全部の身から骨を除いて雑炊にしました。

うまいうまい。明日の分も残っています。よかったですね。なにげに奥が深いので積極的に調理の機会を作っていきたいところです。
